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タイトルMMSの紹介
記事No5843
投稿日: 2007/10/21(Sun) 15:14
投稿者ベル
初の投稿です。はじめまして。

通販の開始と、以降の順調ぶり、おめでとうございます。
今回は希望があります。
通販のラインナップですがMMSを中心にする品物がそろっていますね。
そこで、(短くとも)もっと目立つようにMMSについて紹介する部分が「web dealer」にあるといいのではと思っています。

また、「works」にもMMSの紹介が加わらないものだろうかと思っています。
MMSが世に出たころは武装神姫の一部という意味合いが強かったと思います。
推測になりますが、そのことで紹介を記す機会を逸したのであれば、
ネイキッドの発売も開始され、武装神姫以外のMMS商品が生まれ、
コナミさんはMMSを単体として「コナミオリジナルフィギュア素体」として扱い始めています。
ですのでこのタイミングであらためて、というのはいかがでしょうか。
オリジナルの作品が多数出て、浅井さんがとても注力しているように見えるMMSにはどんなことを感じておられるのか、
砂姫2nd紹介の最後に書かれている「『マシニーカ』系統」としての
浅井さんの考えなどを拝読したいと思い、お伝えしてしまいました。
紹介ページ作成はおいそれとはいかない作業でしょうが、
ご一考いただければうれしいです。


私の希望に賛成の方がもしですけどおられれば、
いっしょに声をぶつけましょー。

タイトルRe: MMSの紹介
記事No5870
投稿日: 2007/10/23(Tue) 04:41
投稿者浅井真紀
MMSの紹介、したほうが良いよな、とは思っているんですが、
思い入れもあって、色々と書きたい事や、誤解を招かない説明の仕方を考えている内に、
なんとなくここまで来てしまいました。
確かに通販も始まりましたし、この辺りで簡単にでもMMSの紹介ページを作った方が良いですね。
すぐに、とは行きませんが、進めてみます。

それと、マシニーカというのは、簡単に言えばMMSの設計母体ですね。
浅井んとこの可動構造はある程度系統立っていて、
プロトタイプの意味合いである「プラスチカ」から、
方向性が決まるたびに枝分かれして別の名前が付くんです。
別に大した意味は無くて、昔からの習慣で、いわば言葉遊びなんですが、
馴染んでしまってずっと使ってます。
初期の頃のものには、球体間接人形状のもの(セラミカ)や、
真鍮のアーマチュアで出来たもの(ブラスフィカ)、
木製や真鍮、多くの他素材を組み合わせたもの(アネギオン)
なんかもありました。
アウタスキンも、最初の試作は7年前に造った、
シリコン製の薄皮衣装だったりします。

マシニーカは、レジンキットであるレイキャシールから、
可動要素を煮詰めつつ取り出し、素体化したもので、
ここにコナミさんの依頼と要望を取り入れてお渡ししたのが、MMSとなります。
本来MMSは、マルチ・ムーバブル・システムの略なんですが、
その開発経緯から、マス・マシニーカ・スタイルと呼んで遊んでいるんです。
(勿論コナミさん公式のものでは無く、洒落です)

以前、系統を図面化した事があったんですが、
折を見てサイトに乗せても面白がる人は居るかもしれませんね。

でも、図面だけ見てると危ないですよ?
個人の脳内に出来た系統図ですから、一見して宗教みたいですもん(笑)

タイトルRe^2: MMSの紹介
記事No5876
投稿日: 2007/10/23(Tue) 23:14
投稿者ささにしき
浅井さん、始めまして。

体系化された浅井アクションドールですか!
個人的にはちょっと見てみたいです…

タイトルRe^2: MMSの紹介
記事No6191
投稿日: 2008/11/05(Wed) 00:31
投稿者ベル
あまり何度も書き込むのはご迷惑になると思い、
ページが出来た際の感想なども含めてお邪魔したいな…と思っているうちに、一年が経ってしまいました。

遅くなりましたが、お返事ありがとうございます。
思いがけず、ページの公開よりも先に開発の裏話(?)コメントが読めてうれしいです。
名前を付けるのは言葉遊びとのことですが、
遊びだからこそ浅井ワールドが展開されていて
私のような者がなんだか興味をひかれるところがあるのかなと思います。

図面は技術的なモノでもありながら
浅井さんの経歴の意味合いが強い、となるとファンには興味深いものだと思います。
などといいつつ、図面のアップなんて望まないので
ご多忙の中、体を大事になさってください。
それでは。

タイトルRe^3: MMSの紹介
記事No6196
投稿日: 2008/11/05(Wed) 23:19
投稿者浅井真紀
図面、というか系統図ですね。
何が何に変化したのか、そこから何を得たのか、
そういったインチキ史書的なものといいましょうか。
普段、作るときは図面を引かないのですよ。
描いても、せいぜいラフスケッチくらいのもので、
すぐに捨ててしまいますし、
あとは直接現物で検討するか、三次元CADで描いてます。
CADも、結局は現物手直しですから、事実上粘土設計といった感じで。

僕の作品です、なんて言えるものが作れる日がくれば、
そういったモノも含めて、表に出せるかもなのですが、
今自分が進めている物の殆どは、自分の力というよりも、
自分も含めた集団作業の結果だと思うので、
本当の意味で自立できるまで、中々そういった機会は訪れませんねー。
以前、作品集を出さないか、というお誘いを数件頂いたのですが、
辞退させていただてしまいましたし、一体いつになるのやら、です。