綾波レイ
04年4月発売、新世紀エヴァンゲリオン単行本9巻特典

■来年(04年)4月に発売される新世紀エヴァンゲリオン9巻初回版に付属する特典の綾波レイを造らせて頂きました。18箇所可動(2箇所追加)のフィギュア本体とシートのセットです。御値段は1700円。生産は前回の特典も生産されたメガハウスさん。本の価格が600円だとして、実質1000円ちょっと。かなり大盤振る舞いな気がします。御乱心?。

■この綾波、サイズ的に、レイキャシ?と思われた方もおられると思います。半分当たりです。今回の綾波は、どんな特典ものをやろうか、という打ち合わせの際に、手元にあったレイキャシ(旧プロト3)から、企画が始まっており、実行が可能かどうかなどの生産技術上の検討もレイキャシを使っています。実際にはレイキャシよりも一回り大きいですが、関節の設計思想は同じで、いわば姉妹機と言えるものなのです。
(勿論原型は新造です)
ちなみに写真はレジンの複製品ですのでネジを使用していますが、実際の商品では違う軸になると思います。

■下二枚
今回は、可動する前提もあって、かなり浅井のアレンジが入っています。とはいえ、綾波に見えないのでは話にならないので、印象を決定づける胸周りや頭部のデザインは、ほぼノーアレンジとしました。マーキングはチョコチョコいじってます。塗装が荒く見えてしまうのは御勘弁。これ以上は筆が入んないんですよ。
■右、右下
今回の綾波は、設定上、武器の類を持たせるワケにはいきませんので、シートとからめる事でプレイバリューを持たせてみました。
シートは、一部にエントリープラグの設定ディティールを配し、支柱部分はオリジナルです。このシートもそうですが、今回は、本当に自由にやらせてもらいました。勿論監修はしていただいてますが、こちら先行でやった事を随分と肯定的に見ていただきました。プレッシャーは大きかったですが、やり応えも大きく、充実していたように思います。

そういや武器、ロンギヌス持たせりゃ解決だったね。

■下
今回施したマーキングは、胸と背中の0、00の他、太腿にNERV、背中に2014、カカトのプラグにEVA-00、手の甲にバーコード、その他各マーキングに注意書きをまとわせてます。注意書きは綾波の性別とか血液型とかそういったものをこまごまと。
当初、もっと豪快なマーキングを貼っていたんですが、刺青みたいになってしまい、怖いというか気持ち悪かったので、最終的には抑え気味のワンポイントにしました。
■左、左下、下
この綾波は、シルエットについてはレイキャシールの進化系にありますが、ギミックの部分については生産上の限界から幾許かのデチューンがあります。最たるものは肩のボールジョイント化で、レイキャシのような二軸を使った、大きな範囲を動かせる関節ではありません。反面、肩の関節そのものを大きく囲う事が出来ましたので、隙間や軸の露出はギリギリまで抑えることが出来ました。派手に武器を構えるわけではありませんので、これはこれで正解だったように思います。
逆に、下半身の可動範囲はそこそこ広く、正座とまではいきませんが、深い座りが出来るようになっています。膝関節は、上2枚下1枚の挟み込みになっていますので、曲げた時のライン崩れも、さほどは目立たないのではないかと。

■そうそう、今回生まれて初めてポリパテメインで造ったんですよ。頭以外はほとんどポリパテ。アヌビスを造った際、友人に教えてもらった技法を使ってみたくて、今回のような可動ものなら向いているのでは・・・と挑戦してみました。万能では無いですが、仕上げ易さは郡を抜いていますねポリパテ。確かに便利です。喜びいさんで、知人に教えて回りました。
大概の場合、今更何を・・・と可哀想な子を見るような目で呆れられましたが。
■上、右上
下半身のデザインは大幅なアレンジを加えています。
とりわけ太腿は、途中でボールジョイントの可動が入る為、流れが真横に分断されてしまいます。ゆえに、その線を隠すためのアレンジが集中することになりました。その流れで、結局膝下もアレンジが加わっています。
■太腿にある黒い板状のディティールは、元デザインにもある黒ラインの意匠と、胸にある緑色のディティールを混在させたもの。股間付近の角ばったカバーと共に、スキー靴よろしく股関節をがっちり固めてい・・・たらもっとゴツゴツしてますな。多分ネルフの超科学。肩にアーマー状のものがあるように、股間にもそれがある、みたいな解釈で通させて頂きました。デザインと関節隠し優先なので、深い理屈はありませんやな。

■下、右下
カカトにあるのは、エヴァ本体との物理的な緊急接続プラグ兼アブソーバーみたいな。膝下からつま先まで、まっすぐに白が通るのがプラグスーツのキモだと思っていましたから、なんとしても足首での分割は避けたく、また座らせる以上はキレイに足首を伸ばさせたかったので、立たせるための対応策として施したのがこのギミックでした。足うらのディティールがヒール状にせり出してきます。見慣れないと違和感があるかもしれませんが、他にも使えそうでちょっと気に入っています。

■WEB上ではこちらで予約を受け付けています。
4月発売ですが、興味のある方は是非。











逃げてー。
綾波逃げてー。



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